CKD・CVD地域連携医療学講座について
講座の概要
私たちは次のように我が国の総合的なCKD(慢性腎臓病)対策の基盤となるエビデンスの創出を目指しています。
CKD症例における
・末期腎不全による透析導入の予防。
・CVD(心血管病)発症の予防。
私たちは次のように我が国の総合的なCKD(慢性腎臓病)対策の基盤となるエビデンスの創出を目指しています。
CKD症例における
・末期腎不全による透析導入の予防。
・CVD(心血管病)発症の予防。
1. CKD・CVD地域連携・包括診療システムの構築
岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科と循環器内科を中心に、NPO法人日本腎臓病協会(JKA)、岡山県医師会、岡山市医師会、岡山県保健福祉部健康対策課、岡山市保健所、美作市保健所などとの協力・連携のもと、岡山県でのCKD・CVD地域医療連携システムの構築、CKD・CVD地域医療連携パスの開発と運用、一般市民へのCKD啓発活動、を行う。
2. CKD・CVDチーム医療体制の確立
腎臓内科専門医、循環器内科専門医、かかりつけ医、看護師、薬剤師、管理栄養士、保健師、ソーシャルワーカー等とのチーム医療体制の構築、継続した教育研修プログラムの開発を行う。
3. CKD・CVDの臨床疫学研究(観察研究、介入研究)
CKD・CVD医療連携、CKD-MBD対策、地域住民健診や人間ドックなどによるCKD進展抑制効果を検証するための前向き観察研究・介入研究を行う。
4. CKD・CVD発症進展機序の解明と新規治療法の開発
CKD・CVDの発症進展機序を心腎連関等に着目して基礎的・臨床的検討を行い、CKD・CVD新規治療法の開発を行う。